自然農や食に関しての興味を持っている人たちからの情報で出会った「大地再生」の活動に参加して来ました。
今日は大崎上島という瀬戸内海に浮かぶ島にある柑橘栽培の農家さんのお宅での「見立て」です。
「見立て」とは、そこの土地の土と水と空気の流れがそこの土地の中でどう動いているのか?をその場の状況から見立てることの様です。
周りにある直角のコンクリートの水路や崖が水や空気の流れを遮断して、そこの土地のバランスを崩しているのだそうです。
水の流れの蛇行にも意味が在るのだそうです。
雨樋の排水口が黒くなっているのは、水が滞留してスムーズに流れていないのだそうです。
家の後ろの崖の作り方も、元々と変わっているとのこと。
崖の上の木の枝をバッサリ切り落すことが問題解決ではないこと。
風の通り道が大切なのだと。
自然の中にいろんな繋がりがどう在るのかを私たちは知らないのです。
先人の知恵を継承していないのです。
「土木」と「杜」
杜と森の違い。
様々なお話を聴きながら、現状の改善方法を学びます。
大地再生は地道な活動を通して求める人たちを繋いでくれます。
「求めよ。されば与えられん。」
里山再生や農業の再生に関わっていく方が増えていくことは私たちの生きる場所を支えてくれるのではないかと思いますが、人任せでは追いつかない様な気もします。
我が家の庭や周辺を整えていきたいと思っています。
風の通り道
風の草刈り
水の流れと土
結いの活動
先ずは体験をお勧めします。