観たい展覧会
東京都港区白金にあり、創立者の畠山一清(1881−1971)は能登国主畠山氏の後裔で、東京帝国大学工科大学を卒業、技術者としてポンプの開発に取り組み株式会社荏原製作所を興して実業界に名を馳せました。
事業の傍ら、即翁と号して能楽と茶の湯を嗜み、長年美術品の蒐集に努めました。
昔からその存在を知っていながら、なかなか見に行くことが出来ずにいたところ、今回の京都での開催を知り是非この機会に。
もうひとつの展覧会
ちょうど京都高島屋で16代、樂吉左衛門さんの襲名記念の樂吉右衛門展も開催されていました。
ほとんど売約済みの中、抽選作品が10数点程あり、既に抽選に当たってる方がいらっしゃるとか。
私の好みのお茶碗も数点あり、どんな方の手元に届き、どんなお茶会で使われるのだろう?と想いを巡らせていました。
教えない教え、という樂家の伝統にも興味が湧きます。
非常事態宣言は解除されたものの、まだ観光客も少ないので、今回の追善法要を口実に行ってきました。
数年前、鳥獣戯画展の時の長蛇の列と待ち時間と館内の混雑を思うと、今回は本当にゆっくりと観てまわれました。
法要の当日はまだ汗ばむ様に暑い気温でしたが、翌日は急に冷え込んで、上着がないと肌寒い気温でした。
今年はいつまでも気温が高かったのにいきなり1いきなり10度近く下がるのですから驚きました。
これから緑が赤く染まっていくのでしょうが、それを楽しむにはもう少し時間がかかりそうです。
今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございます。