はじまりは?
アンデルセンの話をはじめて聞いたのは、もう覚えていないくらい昔だった。結婚後に、シャーリーマクレーンが書いたスピリチュアルの本等を読み漁っていた頃だった様に記憶しています。
アンデルセンの事を誰から聴いたか、もう覚えてないけれど、具体的に知ったのは桐島洋子さんが不思議な事例や場所の体験談を紹介された本でした。
桐島さん自身も「気がとおる」という体験をされた後だと聞いていました。
ミスターマリックのマジックを何度も間近で体験し、スプーン曲げもくるくる出来て自分でも調子に乗っていた頃でした。まだ随分と若かった頃です。
長崎にあるお店は、遠い存在でした
当時は電話予約も出来ず先着順で、行っても入れる保証はなく、2000年を越える頃までは、誰でもが行ける場所という認識はありませんでした。
その後、「タクシーの運転手さんに予約をとって貰える」だの、「電話予約出来る」という話を聞き出した頃に、同じ様に不思議大好きなメッセージをおろせる先生たちと初めて訪れたのが2007年くらいだったと思います。
アンデルセン、やっと実現しました。
以前に2回くらい行った様にも思うけれど、もう一回は誰と行ったかも覚えていません。行ったつもりで行ってないのかも知れません。
とにかく不思議な事だらけで、興奮して帰路に着いたのだけは覚えています。
呼ばれた人だけが行ける。と言われているけれど
今回のアンデルセン行きは一度は断念していたのに、年が明けていきなり飛び込んできました。
しかも直前に入っていた予定がぽっかり空いて、まるで準備されたかの様な流れでした。
迷わず参加表明!
当日出発でもギリギリ行けなくはなかったけれど、寒い時期に電車が遅れたら元も子もないと思ったので前入りしました。
いよいよ当日。
知っているとはいえ10年以上も前の事なのでやはり少し緊張していました。
いよいよ入店、店内には有名人の写真が壁いっぱいにズラリとありました。
この目玉、なんとも言えないリアリティがりました。
オーダー、食事を終えてショーの時間になりました。
最前列は事前に順番を取った人が座り、私はその後ろです。そっと一万円札と500円玉をポケットに用意しました。
以前、それらを同じ様に差し出して、齧られたり、破られたり、元に戻ったりを経験していたから、すぐ出せる様にです。
以前は鍵も折られて、びっくりしましたが、すぐに元通りになりました。
今でもその鍵もコインも持っています。
今回、差し出した指輪が返却の手渡しの際に消えてしまいましたが、マスターのネックレスにぶら下がっていました。
どうやって?一瞬のうちに?誰も気が付きませんでした。
次々に不思議が続きます。
トランプのカードを破ったり、そのカードを壁の額に投げつけたら、そのまま額の中に入ったままだったり。
500円玉がスマートフォンの液晶画面に入って動かすと中で硬貨がカチカチと音を立てますが出てきません。
かと思うと、一瞬で外に出てきたり。
なんだ?どうして?って騒然としていました。
それから、一万円札の中に硬貨が立ったまま入っているんです。でも穴が空いていないのに札の上下に硬貨がのぞき、硬貨を動かせばお札の上を滑る様に500円硬貨が動き回るのに、穴が空いていないんです。
俄には信じられない事が目の前に繰り返されます。みんな目を丸くして、驚きの声を漏らしています。
次々に繰り広げられるマジック?超常現象?の合間にマスターのダジャレが続きます。それはちょっと寒いけれど旺盛なサービス精神と不思議な気づきのメッセージなんだと思いました。
誰でも「やれる。」と信じて修行すれば、同じ様な能力を開く事が出来るというメッセージを伝えている?
延々と3時間のショーでした。
今回、事務局の方が200回以上電話をかけて繋いでくださったそうです(多謝!)。
最前列を望まなければ、毎月1日から始まる予約は毎日受け付けていると知りました。
もう少し身近な存在になりそうです。
くじで私が頂いたフォークです。自由自在に曲がっています。(私はこんなに曲げたりくねったりした事はありませんが、マスターが動かすと柔らかくくねっていきました。
ネジも瓶の中でも外でも、直接触れていないのにくるくる回ってはずれたり、コインは起き上がったり、倒れたり。
コインが瓶や缶の中にストンと入ったり、出てきたり。小さくなったり、元に戻ったり。
100円玉の真ん中に穴が開いてペンが通ったり、塞がったり。
くじで当たった人が描いた絵と同じ絵が封筒の中から朝書いた時間を記入された状態で出て来たり。誰がどんな絵を描くかなんていつわかる?
描いた後に真似て描いて封をする時間がいつあった?どっちも不可能に思えるのに、目の前にはそれが現れている。
客の名前も代表者しか言ってないのに、個人名を言い当てるんです。ビンゴ!
未来が見える?
未来の夫が見えます!とか、嬉しい予言を貰った人もいます。このマスターは30年以上に渡って食事代のみで客にこんなエンターテイメントなショーを見せ続けてくれる。
損得じゃ出来ないと思う。何を考えて続けているにしろ、確かに私たちの頭の中の走り回る思考を一瞬でも止めてくれる有り難い存在には違いないと思う。
素粒子の存在が広く知られることになって、こんな不思議な事もあり得ることと思える現在でも、なかなか目覚めの時は訪れない。
思考や価値観に絡め取られてるのだそうです。
ちょっと深呼吸して、もう一度自分が今どう感じているのか?自分の感覚を感じてみようと思います。
今日も最後まで読んで下さって、ありがとうございます。