神社仏閣に何をお供えするのか?あまり考えたことがありませんでした。
お酒、お米、お水、お線香あたりでしょうか?
それが時にお稲荷さんの御揚げだったり、聖天様の御大根だったり。
浅草の待乳山聖天様
今回は胡瓜で封じ込めるっていうものです。
福山市にあるお寺の行事です。
お友だちからの紹介。石鎚山や滝行や、色々ありそうですが、今回は土用の胡瓜で封じ込む。
お寺や神社って江戸時代までは、ほとんど地域密接型集会場兼行事取り仕切りなど、地域にはなくてはならない場所だった様に思います。
ナマくさ坊主という言葉もあるけど、ナマくさ神主とは聞かないのは何故でしょう?
古いお寺のは今でも神社と一緒のところもあります。
いつのまにか八百万の神と仏教が一緒になったり、神様も一緒になってしまったり。
おおらかだったのか?いい加減だったのか?わかりませんが、そういう流れも面白がる方が楽しい。
聖天様は実はインドの神様ガネーシャの事だし、弁財天はサラスワティだし。
探せばもっといっぱいいらっしゃいそうです。
聖天様は浅草に待乳山聖天様、四国香川の八栗寺があります。
お遍路のお寺でもあるし、ここもお大根をお供えします。
後ろに見える四国の山波。独特です。
あれを反対側から観て「オッパイみたい!」と言った大学生もいました。
ここから脱線しました。
神社仏閣が廃仏毀釈で分かれた。有名なところでは、興福寺と春日大社と聞きました。
東大寺はどこって聞いたか忘れました。
興福寺は広大な地所を有していたらしく現在の奈良ホテルもその敷地内だそうです。
うっかりすると存続も危うかったと聞くと、あの阿修羅像も観れなくなっていたかもしれないのですね。
そう思うと中国の文化大革命を笑えない。
歴史の中で繰り返す馬鹿げた事がなぜ起こり、誰も阻止出来ないのでしょう?
神様だって融合出来ちゃうのに、いつまでも差別や格差は酷くなるばかり。
世界中の神様、叡智ある皆様、どうぞ穏やかで優しい日々をお授け下さい。
今日も最後まで読んでくださってありがとうございました。