五月に、初めて男木島に行きました。
フランス人のトト君が滞在していたので、友達にクルーザーで連れて行って貰いました。
トト君は私の友だちの娘婿で、初めての日本一人旅。
自然豊かな瀬戸内の四国で店を始めた私のことを思い出して、問い合わせてくれました。
男木島は、猫の島で有名になりましたが、由緒正しい神話の神様が祀られている島でもあります。
コンシェルジェの案内で、映画で有名になった灯台まで歩いて行きました。
島の道沿いには、沢山の木や植物が勢い良く成長していました。しっかり梅の実とビワとビワの葉と桑の実を貰って帰りました。
途中、手作りの小屋?建物で喫茶店をしているところを見つけ、イタドリのジュースを勧められしぶしぶ?注文しました。ところが、レモンの味が効いててイタドリらしくなくて美味しくいただきました。
灯台では、山から灯台を目指して降りて来た卒業旅行生3人に引率の先生お一人と遭遇しました。
途中で道がわからなくなって、やっと灯台に降りてこられたのでした。
東京の有名進学校の彼らの修学旅行は、四つのグループに別れて、瀬戸内の各エリアを100名ほどのグループに別れて行くそうです。
島巡り、カヤック、ラフティング、歴史、文化、etcと、テーマ毎に各自でコースを選択するそうですが、そもそも旅行は生徒が全て企画、立案、決定、調整等を行うそうで、我々の頃とゼンゼン違います。
彼らと別れて、散策の後港に戻ってみると、狭い島なので、あちらも港でフェリー待ち。
今日のコンシェルジェ役の気のいいお爺ちゃん?おじさんが、僕らの船で一緒に帰ろうと!と提案して、ヨットで島から一緒に戻りました。
トト君も、島の風景や食物を堪能し、ヨットの運転、高校生との交流と面白かった様です。
我々年配組も、普段関わることのない若者達と過ごせてとても楽しかったです。
そのうちに翌日も修学旅行生とジョイントすることが決まり、クルージングに、島巡りに、アート観賞にと2日間を一緒にたっぷりと楽しみました。
トト君は、その翌日の夜には徳島行きの車を居酒屋で調達して、翌々日の朝、徳島に向けて出発しました。なんとも逞しい。
旅の出会いは、予期せぬものですが楽しみのひとつです。
瀬戸内は今、「熱い!」エリアだと思いました。
「暑い」エリアにも、なりつつあります、、、。
今日も最後まで読んで下さってありがとうございます。
トト君のひとり旅が良きものであります様に。
学生さん達の将来の希望が叶います様に。